売却コラム

2020/02/14NEW!【コラム】相続について

【財産に不動産がある場合に注意する】

◆なぜ遺産の中に不動産があるともめるのか?

遺産の中に不動産が含まれている場合、その不動産を誰が相続するかでもめることが多くあります。
相続財産が現金や預貯金なら、単純に1円単位まで分割することができるので、相続人の頭数で割る
事も簡単ですが、不動産はそうはいきません。

不動産は現金のように分割できないので、基本的には 1人の相続人が単独で取得することになりますし、
そうなると、誰が取得するのかという問題が起こります複数の相続人が1つの不動産の取得を望んだ場合
にも争いになりますし、1人が取得を望むケースでも、不動産は通常高額なので、他の相続人との間で相続分の不均衡が起こってしまい、やはり争いになるケースが多いです。また、自宅などの住居があると、そこに住み続け
たい人、売却・賃貸したい人など、相続人同士で希望は異なり、なおさら争いになりやすいです。
このようなことから、不動産があると、まずは「誰が取得するか」ということで揉めてしまいます。


遺言書は必要?

遺言書がない場合は、兄弟間で揉める原因となります。遺言書とは、生前に被相続人(他界した人)が遺産
の分割の仕方などを書き記した書類です。遺言書は、資産家だけが書くものと思われがちですが、資産家
だけに有効なものではありません。相続は誰にでも発生しますので、被相続人が財産の分割方法を決めて
おくことは資産家以外の人でも十分に意味があります。
財産の分け方が記載されている遺言書がある場合には、原則としてその遺言に従うことになります。
遺言書がない場合には、相続人が自分たちで分割方法を話し合い分割します。相続人による分割の話し合いを
「遺産分割協議」と言います。つまり、被相続人の生前に遺産を分ける方法が遺言で、被相続人が他界した後に
遺産を分ける方法が遺産分割協議になります。遺言書があれば、兄弟間で主張をぶつけ合うことは少なくなり、
揉めなくて済むのです。
なお、遺言の内容も遺産分割協議によって変更することは可能です。あまりに不合理な遺言の内容であれば、
相続人同士で話し合い、遺産分割協議によって自分たちで合理的な分け方をすることはてきます。
ただし、遺産分割協議が成立するには相続人全員の合意が必要です。遺産分割協議が成立しなければ遺言書
通りとなるため、遺言書の存在はとても大きいのです。
まだ、相続前という人であれば まずは遺言書があるかどうかを確認しておきましょう




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